オウンドメディアのPV数が上がらないのはなぜ?10の原因と対処法6選

コンテンツマーケティング

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オウンドメディアのPV数
UPSPICE 編集部
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WEB集客において、オウンドメディアを活用がメジャーですが、PV数がなかなか増えずコンバージョンに結びついていないと悩む声を多く聞きます。

PV数が増えない原因がわからず、どのように施策を講じれば良いのかわからない場合、闇雲に思いついた対策をしても効果が出ない場合が多く、時間的・金銭的コストを無駄にしてしまいます。

そこで今回は、原因に対して正しくアプローチできるよう、コンテンツマーケティング領域において多数の実績がある弊社UP SPICEが「PV数が増えないメジャーな原因10選」と「適切な対処法6選」をそれぞれご紹介していきます。

オウンドメディアのPV数が増えず悩んでいる
さまざまな施策を講じたがあまり効果がなかった
PVが増えなくなったときの原因と対策をあらかじめ知っておきたい

WEB担当者の人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

この記事の目次

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オウンドメディアのPV数が増えない理由10選

オウンドメディアのPV数が増えない理由10選

オウンドメディアは、既に市場でのブランドが確立している場合を除き、立ち上げれば何もせずともユーザーが訪れるわけではありません。

集客のために記事コンテンツを投稿したり、SNSなどの外部チャネルを用いた集客を試みても思うように成果が得られないこともあります。

その場合は、以下の「PV数が増えない原因」に当てはまっていないかどうか、10の理由をご紹介しますので確認してみましょう。

記事コンテンツ数が少ない

記事コンテンツはWEB集客に非常な効果的な方法であり、集客のための窓口と言い換えることができます。

そのため、記事コンテンツ数が少ないと集客の窓口が少ないうえ、ユーザーがオウンドメディアに訪れる方法は「オウンドメディア名」や「商品やサービス名」など、非常に限られてしまいます。

まずは、オウンドメディアに集客できるだけの記事コンテンツが十分にあるかを確認すべきと言えるでしょう。

タイトルに検索キーワードが入っていない

記事コンテンツのタイトル(h1)にユーザーが検索するキーワード・狙っているキーワードが入っていない場合も要確認です。

例えば「新商品の紹介を通してお問い合わせ件数を増やす」という目的において、ブログ記事で集客するケースを考えてみましょう。

タイトルを新商品の名称・特徴などに全く触れず、記事タイトルを適当に設定して記事投稿した場合、キーワードが含まれていないので、キーワードで検索したユーザー層の獲得が困難であることは明らかです。

タイトルや記事構成は記事コンテンツにおける非常に重要な要素ですので、時間をかけてでも考えることが必須です。

記事構成が整っていない(記事設計)

記事構成とは中見出し(h2)や小見出し(h3)をはじめとした、記事の骨組みや、文章の流れや概要を指します。

記事構成が整っていない状態の記事コンテンツは、以下2つのデメリットをもたらします。

  • 読みづらい文章となってしまい、読者が離脱してしまう
  • 執筆者が記事執筆をしているうちに書きたいことがわからなくなってしまい、執筆内容に過不足が生じる

読者の離脱は商品やサービスへコンバージョンに結びつかないのはもちろん、離脱率が高いことによりGoogleからの低評価に繋がるおそれもあります。

また、ユーザーファーストで記事執筆をせず、執筆者が書きたい内容だけを執筆した場合は、コンテンツの価値としても非常に低いものとなってしまいますので注意が必要です。

販売チャネルが活用されていない

販売チャネルとは商品やサービスの販売経路を指し、オフラインであればセミナーや展示会、商品資料や対面での営業活動があげられ、オンラインでは各種SNSやYouTubeなどの動画プラットフォームなどがあげられます。

販売チャネルを活用するには手法を掛け合わせることがポイントです。例えば、以下のような方法があげられます。

  • オフラインでのセミナー参加者限定で、PDFの役立つ資料をプレゼント(セミナー×PDF資料)
  • 一度営業活動で接点を持った顧客に対してメルマガでステップメールを送信(対面営業×メルマガ)
  • SNSのフォロー&リツイートにより、実店舗で使えるクーポンを配布(SNS×実店舗)
  • オウンドメディアで集客したユーザーがSNSをフォロー、継続的な関係を構築(オウンドメディア×SNS)

マーケティングで成功しているケースには、このように顧客育成(ナーチャリング)の手法をうまく利用している企業が多く見受けられます。

記事コンテンツが上位表示されていない

オウンドメディアの記事コンテンツが上位表示されていなければ、そもそもブログでの集客ができません。

上位表示されていない理由は、先述したタイトルと構成の設計ができていないことや、コンテンツが「ユーザーにとって価値あるもの」となっていない場合が挙げられます。

タイトルと構成でキーワードが狙えていても、コンテンツ内容が浅く競合他社と比較しても質が悪い場合は、時間が経っても上位表示される可能性はほぼゼロと言えるでしょう。

検索ボリュームが少ない記事ばかりの投稿

検索ボリュームは「キーワードプランナー」をはじめとした各種ツールで把握できます。

検索ボリュームが多いほどそのキーワード(ビッグキーワード)に対する需要があり、競合他社も増加します。

そのため、検索ボリュームが少ない「スモールキーワード」や2語、3語以上の複合キーワードである「ロングテールキーワード」で競合他社が少ない穴場を狙うのもひとつの戦略です。

しかし、検索ボリュームの少ないキーワードばかりを狙っていても、そのキーワードで検索するユーザーがそもそも少ないので、PV数を増やして大きく収益化することは難しくなります。

E-A-Tが意識されていない

E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字からなる、Googleの検索品質評価ガイドラインに明記されている評価指標のひとつです。

例えば、金融系に関する記事コンテンツを執筆する際には、一般人が執筆した不確定要素の強い内容よりも、元銀行員やFPの資格保有者が監修・執筆した記事の方が内容に説得力があり、E-A-Tが担保されています。

実際にGoogleは記事の内容はもちろん、記事を執筆したのは誰なのか、執筆内容は信頼に値するものなのかをクローラー(Webサイトの情報を収集する自動巡回プログラム)によって判断しています。

そのため、E-A-Tが網羅されていない記事コンテンツの上位表示は難しく、PV数の上昇も見込めないと言えます。

オリジナルの内容が少ない

記事コンテンツにオリジナルの内容が少ない場合も、PV数は伸び悩むでしょう。

正確に言うと、PV数は見込めたとしても、あるキーワードに対しての記事内容が「どこでも手に入る情報」の羅列であった場合は、ユーザーはその記事コンテンツに価値がないと判断し、すぐに離脱します。

結果として、ユーザーの滞在率(メディアに訪問してからの時間)が悪くなるうえ、直帰率(メディアに訪問したからすぐに離脱する割合)が上がり、低評価へと繋がってしまいます。

そのため、ユーザーにとって価値あるオリジナルの情報を含めて「このメディアは役に立つ」と思ってもらうことが重要です。

自社だからこそ語れるノウハウや強みのシェア、一般的にはまだ浸透していない最新情報についての言及など、他社が真似できないコンテンツの発信が効果的です。

ユーザー目線の記事ではない

文章の読みやすさは精読率(ユーザーが最後まで記事を読む割合)にも関わります。例えば、以下のようなケースは読みづらい、ユーザー目線の記事ではないと判断できます。

  • 適切な改行がされていない
  • 文字の装飾が多すぎる
  • ユーザーの知りたい内容が書かれていない
  • 箇条書きが羅列されているようなまとまりのない文章
  • 誤字脱字が多い
  • スマホ表示に対応していない

ユーザー目線の記事ではない場合も、離脱されてしまう可能性が上がります。

ユーザーにとって読みやすい、親切な記事コンテンツを更新していくことで、新規ユーザーだけでなく、オウンドメディアのファン形成にも繋がり、結果としてPVの向上にも貢献します。

内部リンクの使い方が適切でない

内部リンクは、設置することによりユーザーを回遊させ滞在率を高めたり、記事コンテンツを通して教育し、確度の高いユーザーのコンバージョンに寄与する有効なSEO対策のひとつです。

そのため、さまざまなメディアで内部リンクが活用されています。

一方で、回遊やSEO対策のためだけに、不必要な箇所へ内部リンクを必要以上に多く貼りすぎると、文章が読みづらくなってしまいます。

実際にGoogleのガイドラインでも「1ページのリンクを妥当な数に抑える」という内容の記載があることからも、ユーザビリティを阻害する内部リンクは避けた方が良いでしょう。

PV数を劇的に増やすテクニック6選

PV数を劇的に増やすテクニック6選

これまでPV数が増えない原因を10個ご紹介してきましたが、結論から言うと「ユーザーファーストで読みやすく、価値ある記事コンテンツ」を継続的に投稿し続けることで自然とPV数は上がっていきます。

次に、PV数を増やすためにはどうすれば良いのか、具体的なテクニック6つについて解説していきます。

記事投稿数を増やす

記事投稿数が少ない場合は、集客の窓口を広げるために記事を継続的に追加していくことをおすすめします。

また、記事数が少ないと分析もしにくくなり、記事ごとの施策が打ちづらくなります。

具体的な数値の目安について、何記事あれば良いという指標はありません。

しかし、オウンドメディアでの収益化を目指しているのであれば100記事以上を執筆していくことが重要になります。まずは、目標記事数と期限を設定してみるのも一案です。

もちろん、記事数さえあれば良いというわけではなく、記事コンテンツも高品質なものにしていく必要があります。

例えば、500文字程度の記事が量産されていても、Googleやユーザーから高い評価を得ることは難しいでしょう。

タイトル・構成を検索意図に沿ったものにする

記事執筆前にはまず、タイトルと構成を確かなものにしていく必要があります。

後にタイトルや構成を変更することもできますが、大幅に変更してしまうとそれまで受けていたGoogleの評価が変わってしまう可能性があります。

タイトルや構成を考える際に重要な点は、キーワードの検索意図(インテント)に沿った内容にするということです。

検索意図とは、顕在的ニーズと潜在的ニーズに分類されます。

両者の違いを「SUV 中古 おすすめ」のキーワードで考えた場合、以下のような例となります。

  • 顕在的ニーズ…走行距離が短く、修復歴もない、かつコスパの良いSUVが欲しい
  • 潜在的ニーズ…荷物がたくさん入るSUVで、家族をキャンプに連れていきたい

読者の心を揺さぶるためにアプローチすべきは潜在的ニーズの方であり、ユーザーの解決したい悩みにベネフィットを訴求することで、高品質な記事であると評価を受けます。結果として、PV数が増える可能性が向上します。

わかりやすい文章にする

記事コンテンツの内容がすんなりと入ってくる、わかりやすい文章かどうかの判断は、文章の流れを添削することで判断できます。

自社に校正・校閲担当がいればライティングした記事の添削ができますが、リソースがなく執筆者自身で確認しなければいけない場合は、以下5点をチェックしてみましょう。

  • 「てにをは」や「こそあど」の正しい使用
  • 誤字脱字の有無
  • 文章の起承転結(文章構造の確認)
  • 接続詞や修飾語が正しく使われているか
  • 記載内容の事実確認

文章の読みやすさはユーザーの離脱率を上下する重要な指標ですので、漏れなくチェックするべきと言えます。

流入経路を増やす

ユーザーの流入経路を増やすため、今日ではWEB上での記事コンテンツにおける集客だけでなく、画像で視覚的に訴求ができたり、最新情報をスムーズに伝えられるInstagramやTwitter、文字よりリアルな想いが伝わるYouTubeなどを使用する企業が増加傾向にあります。

各媒体を視聴したユーザーがオウンドメディアに訪問し、商品やサービスを購入するというフローを構築することで、オウンドメディアのPV数及びコンバージョン数の向上が期待できます。

ただし、流入経路を増やすにあたり、その分管理のリソース確保が必要になるので、自社で運用しきれない場合は外注してしまうのもひとつの方法です。

リライト及び加筆修正を行う

PV数が増えないということは、記事が上位表示されていない、すなわち記事コンテンツの品質が他社と比較して劣っていると言い換えられます。

そのため、リライトや加筆修正を行うことで上位表示を実現し、PV数を向上が見込めます。

リライトや加筆修正は、一度やったらおしまいではなく、分析結果を見ながら繰り返しのブラッシュアップが必要です。

ヒートマップツールなどを利用することで、リライトや加筆修正を行うべき場所が明確化するので、予算に余裕があれば導入をおすすめします。

内部リンクを適切に活用する

内部リンクの具体的な活用方法は以下が挙げられます。

<例>

  • リンク先の情報と関連するわかりやすい単語、フレーズをアンカーテキスト(リンクの文字)に使用
  • リンクと認識してもらえるよう、文字色は青
  • ブログカードの使用も有効

逆に「こちら」のような「こちら」という単語だけでは何も意味をなさないような言葉の使用や、リンクの色を背景と近い色にするのは避けるべきです。

PV数だけではない!オウンドメディアの目的とは?

オウンドメディアの目的

PV数が上がらない、増えない原因や対処法についてご紹介してきましたが、PV数を増やすことだけを目的としてはいけません。

商品やサービス、自社の認知のみが目的であれば、記事コンテンツのSEO対策の他にも、広告出稿をすることで早期に効果が得られます。

しかし、オウンドメディアの本質的な目的はPV数の増加ではなく、コンバージョン数の増加であるケースがほとんどではないでしょうか。

コンバージョン数を増加させるにはユーザーの納得感を得られるような、価値のある高品質な記事コンテンツを増やしていくことが重要です。

株式会社UP SPICEのコンテンツ制作支援

高品質な記事コンテンツが上位表示されることはわかっていても、コンテンツ制作に時間が取れない、執筆できるライターがいない場合もあると思います。

もしオウンドメディアのコンテンツ制作に少しでもお悩みがある場合は、ぜひ株式会社UP SPICEにご相談ください。

UP SPICEでは、規模を問わずさまざまな業界の企業様をサポートしてきた実績があります。弊社のコンテンツ制作支援の評価が高い理由について簡単にご紹介していきます。

企画から納品まで一貫したコンテンツ制作が可能

弊社はWEBマーケティング全般について最新情報を入手できる環境を整備しているため、生きた情報をコンテンツに反映させながら上位表示、PV数の増加に貢献するコンテンツ制作に強みがあります。

企画から納品まで一貫したサポートを展開、そしてその後の運用までお任せいただけます。

また、弊社独自の「企画構成シート」や「SEOライティングシート」を利用し、各工程の「見える化」を実現。記事執筆において、誰が管理しても一定の効果が得られるしくみとなっています。

さまざまなジャンルに対応可能

UP SPICEでは、元新聞記者や雑誌編集者、WEBメディア運用の経験者、金融や保険などの専門的な知識を持ったライターのアサインが可能です。そのため、あらゆるジャンルに対応。最適なコンテンツのご提案が可能です。

医療・健康系を含むYMYLの監修記事もご依頼いただけますので、E-A-Tの概念を押さえた記事の納品も強みとしており、お客様ひとりひとりに合わせたオーダーメイド型のご提案をいたします。

オウンドメディアのPV数が増えない原因まとめ

これまでオウンドメディアのPV数が上がらない原因と対処法を中心にご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。

  • PV数が上がらない原因はさまざまであるが、対処法は「ユーザーファーストで継続的にコンテンツ制作をしていくこと」に集約される。
  • PV数の増加のみに注力するのではなく、コンバージョンという目的を見失わないこと。
  • 高品質なコンテンツ制作に割けるリソースがない場合は、株式会社UP SPICEが丁寧にサポート。

コンテンツ制作に関するご質問は随時承っております。ぜひ以下のフォームに必要事項をご入力いただき、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

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UPSPICE 編集部

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多様な記事制作の実績をもつUP SPICEP(アップスパイス)のノウハウを生かし、WEBマーケティング、主にコンテンツマーケティングにおけるあらゆる課題や悩みを解決するコンテンツを提供しています。

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